目の下のたるみ治療でアンチエイジング徹底ガイド
赤ちゃんの皮膚に多く含まれているⅢ型コラーゲン(ベビーコラーゲン)を使って目の下のたるみを改善する、目の下のたるみ治療「ベビーコラーゲン注射」について、施術の特徴や流れ、メリット・デメリットなどをまとめています。
現在19種類が発見されているコラーゲンの内、Ⅲ型コラーゲン(ベビーコラーゲン)は赤ちゃんの肌に多く含まれているコラーゲンです。 細胞の再生力を持つベビーコラーゲンは、赤ちゃんのもっちり肌を作る大切な要素ですが、加齢とともにⅠ型コラーゲンへ置き換わり、成長するとほとんど失われてしまうことが特徴です。そのため、肌の老化はベビーコラーゲンの減少が原因ともいわれています。
ベビーコラーゲン注射では、Ⅰ型コラーゲンとⅢ型コラーゲンが1:1で配合された製剤を使って、ヒアルロン酸のように物理的に目の下のたるみを解消しながら、さらに組織の若返りも目指すことが可能です。
コラーゲンはそもそも人体に存在している成分であり、ベビーコラーゲンも注入後しばらくすると体内に吸収されてしまいます。そのため、一般的に持続期間は数ヶ月~1年程度とされています。
ベビーコラーゲンの費用は、通常のヒアルロン酸注射や牛・豚由来のコラーゲン注射に比べると高額になっており、およそ10万~25万円程度とされています。ただし実際の金額はクリニックによって大きく異なるので、カウンセリング時に詳細を確認しておきましょう。
ベビーコラーゲンのメリットとしては、主に安全性と若返り効果が挙げられます。
ベビーコラーゲンは人由来のコラーゲンであり、従来のコラーゲン製剤よりもアレルギー反応が起こりにくいとされています。
Ⅲ型コラーゲンの作用によって注入後に肌細胞の産生が促されるため、たるみ治療だけでなく、肌質の改善効果も期待できる点がメリットです。
細い針を使って注射するため、肌へのダメージが少なく、ダウンタイムもほとんどありません。また、当日からメイクが可能なので、小さな針跡もメイクで隠すことができます。
施術としては気軽に受けられる反面、費用面や持続面でデメリットもあり、事前のカウンセリングできちんと説明してもらいましょう。
注入されたコラーゲンは、時間の経過とともに体へ吸収されてしまうため、効果は数ヶ月~1年程度で消失します。そのため、効果を持続させるには半年~1年に1回程度のペースで治療を繰り返すことが必要です。
未熟な医師が施術した場合、目の下に凹凸ができて、不自然な仕上がりになってしまうリスクがあります。注入したコラーゲンは分解・除去できないため、凹凸の解消には自然吸収を待たなければなりません。
ごくまれに、ベビーコラーゲンを注入した部位が白く浮き出て見える人がいます。時間の経過と共に消失しますが、気になる場合は低濃度のコラーゲンを再注入するなどの施術が必要です。
ベビーコラーゲン注射は、赤ちゃんの皮膚に含まれているⅢ型コラーゲンを活用した肌の若返り施術です。目の下のたるみ治療やしわ治療に使われ、アレルギーを起こさない点や肌質そのものを改善できる点など、メリットが多いことは見逃せません。
しかしその一方で、一般的なヒアルロン酸注射よりも費用が高額になりがちなことや、効果がやがて消失してしまうといったデメリットがあることも事実です。 ベビーコラーゲン注射を行う際は、治療のメリットだけでなく、リスクやデメリットについても詳細や対策を説明してくれる医師やクリニックを選ぶようにしてください。
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