目の下のたるみ治療でアンチエイジング徹底ガイド
ヒアルロン酸注入法は、目の下のたるみのラインに沿ってヒアルロン酸を少量ずつ注入し、たるみやくまの原因となる段差をカバーする方法です。目の下にあるたるみが気になって「今すぐたるみを取りたい!」という方におすすめ。
いわゆる「泣き袋」の下にヒアルロン酸を注入することで、たるみを目立たなくします。「泣き袋」を作る眼窩脂肪を取り除くわけではないので比較的軽いたるみにおすすめです。
切開や縫合の必要がないため腫れも少なく、施術を受けたその日からメイクもできます。ダウンタイムや生活への影響はほとんどなく、周りに気づかれにくいのもメリットの一つです。
注入したヒアルロン酸は、半年から1年ほどで体内に完全に吸収されます。効果をキープするには、6か月以内に再施術が勧められています。
ヒアルロン酸は注入量や部位によってクリニックで金額に差がありますが、目の下のたるみを改善する場合、相場は70,000~80,000円ほどです。あまりに安すぎる場合は、ヒアルロン酸の質などに問題があるケースもありますので、どのようなものが使用されるのかしっかり確認するようにしましょう。
ヒアルロン酸注入のメリットとして、お手軽で痛みが少ないということが挙げられます。
ヒアルロン酸の最大のメリットは、やはり施術がお手軽という点ではないでしょうか。注射1本で施術が終わり、効果もすぐに実感しやすいのが特徴です。
施術の際の痛みが少ないというのもメリットとして挙げられます。手術ではありませんので、傷跡が残ることはありません。約10分と施術時間が短いのもうれしいポイントです。
ヒアルロン酸というのは元々体内に含まれている成分ですので、体内へ注入しても悪影響はほとんどないとされています。
ヒアルロン酸のデメリットとしては、半年~1年ほどで身体に吸収されてしまうこと。形をキープするには、定期的に施術を行わなければならないという点が挙げられます。
ヒアルロン酸はゆっくりと体内に吸収された後に体外へ排出されてしまうため、形をキープするには定期的に施術を受ければなりません。継続してヒアルロン酸を注入しないと徐々に元の状態に戻っていきます。
ヒアルロン酸のデメリットとして、成分の一部が吸収されずに注入した箇所に残ってしまうことがあります。そうなると、皮膚が凸凹して不自然な見た目になってしまうこともあります。
ヒアルロン酸の注入量と施術箇所のによっては、施術後に内出血を引き起こす可能性があります。また、ヒアルロン酸を注入した部分が炎症を起こすとメラノサイトが活性化されて色素沈着が促されるケースもあります。
ヒアルロン酸注入はリスクや痛みを抑えて気軽に目の下のたるみを解決してくれます。時間がたつと吸収されてしまうため、理想的な形をキープするには定期的に施術を受ける必要があります。
通院の手間や費用はかかりますが、メスを入れる治療ではないのでお化粧感覚で楽しむ人も少なくありません。
しかし、ヒアルロン酸注入は不自然な形に固まってしまう、内出血や色素沈着を起こすなどデメリットがあるのも事実です。もちろんすべての人に当てはまるわけではありませんが、誰に起こるかわからないのが怖いところ。
施術を希望する場合は、実施施術数が多く、丁寧なカウンセリングとアフターフォローをしっかり行っているクリニックを選びましょう。
また、施術後は注入したヒアルロン酸が気になってついつい触ってしまいがちですが、内出血や炎症を起こさないためにも施術後はなるべく刺激を与えないようにしましょう。
医師成田 亜希子
弘前大学卒業後、内科医として地域医療に従事。その傍ら、保健所勤務経験もあり、国立保健医療科学院での研修も積む。感染症や医療行政にも精通している。プライベートでは二児の母。
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