目の下のたるみ治療でアンチエイジング徹底ガイド
古い時代から高い美白効果が認められている「金の糸治療」は、たるみやしわが気になる部分の真皮に純金の糸を埋め込んでコラーゲンや毛細血管の生成を活性化させる治療です。
たるみ・しわの改善効果や肌のターンオーバーを整えることで肌荒れや乾燥肌などを防ぐ効果が期待できます。そのため、1つの治療で複数の肌悩みを解決して、美肌を手に入れたいという方におすすめです。
金の糸は時間が経っても劣化しないのが特徴で、持続性は個人差もありますが10~15年と長く続きます。繰り返し治療を受ける必要はほとんどないため1回の費用は高めに設定されていますが、トータルとして見るとお得な治療法です。
金の糸治療の金額相場は25万~35万円ほどです。やや高めの値段設定となりますが、効果が長く続くためお得な治療法と言えます。
金の糸治療のメリットとして、たるみ改善効果がみられるだけでなく、一度の施術で効果が持続する期間が長いという点が挙げられます。
最大のメリットは、顔全体や首元、鎖骨や手の甲など、広範囲にわたる部位に施術可能であるという点です。年齢から出やすい様々な箇所のたるみに対して施術することができます。
金の糸治療は、肌のツヤやハリを出してくれるコラーゲンやヒアルロン酸の生成を促してくれるという特徴があります。そのため、肌の内側からアプローチし、自身の肌の力で自然に近い形で若返りを叶えることができます。
金の糸治療は、一度の施術で10年~15年ほど効果が保つと言われています。メスを入れずに行うたるみ治療の中では圧倒的に効果が長持ちします。
金の糸治療のデメリットは、費用がかなり高く、失敗をすると取り返しがつかないというリスクの高さです。
金の糸治療の費用相場は約30万円と非常に高い金額となります。金の糸の挿入範囲や、使用する糸の量によって手術費用も大きく変わってきます。
皮下に金の糸を挿入すると、金属がNGなMRI検査を受けることができなくなります。このため、何らかの病気になったときにMRI検査が必要となっても受けられず、診断や治療の妨げになる可能性が考えられます。
失敗の例として、金の糸が透けて見えてしまったということがあります。挿入した後は金の糸を全て取り除くことは困難と言われていますので、できるだけ信頼のおけるクリニックでの施術をおすすめします。
金の糸治療は、その名の通り、金でできた糸をたるみが気になる部位の皮下に埋め込む治療です。金は体内に挿入されても害になることはありませんが、「異物」であるため皮下の細胞が活性化され、コラーゲンや毛細血管の生成がアップ。
治療後3~6か月ほどで自然なリフトアップ効果を実感できます。また、肌のターンオーバーも整えられるため、たるみ以外の肌トラブルにも効果的です。
費用は高額ですが、金は劣化しない素材なので10~15年ほどの長い効果が特徴です。何度も通院や治療を繰り返さなくてもよいため、トータル的にはお得な治療と言えます。
しかし、失敗すると修正するのが困難などのデメリットもありますので、メリット・デメリットをよく考えてから治療を受けるようにしましょう。
医師成田 亜希子
弘前大学卒業後、内科医として地域医療に従事。その傍ら、保健所勤務経験もあり、国立保健医療科学院での研修も積む。感染症や医療行政にも精通している。プライベートでは二児の母。
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